―会社について教えてください。
バイク・自転車の販売店です。
3代目の私が法人化して5年経ちました。代々、『正直・親切・明朗会計』をモットーに経営しています。
―スタッフの皆さん、とても明るくて感じがいいですね。
ありがとうございます。
対応の良さが強みです。母と姉と妻、そして男性スタッフと見ての通り、家庭的な運営をしています。
―すごくキレイな店舗ですね。
当店は女性のお客様がとても多いのが特徴です。
女性のお客様が抱くバイク屋のイメージは、
「油まみれ」「不親切な態度」といったものが多いらしいのですが、
「ここは普通のバイクショップに比べて敷居が低いね」とよく言われます。
―運営しているツーリングクラブも評判がいいとお聞きしました。
皆さんには年3回のツーリングを楽しみにしていただいています。
今年は泊り込みでツインリンクもてきのコースを貸しきり、メンバーの皆さんとレーサー気分で走行してきました。
ツーリングクラブのメンバーが、誰かしらお店にいつもいる状態ですね。
―税理士法人クリアーとの出会いと栗原さんの第一印象について教えてください
栗原さんが、バイクの修理に立ち寄っていただいたのがご縁のはじまりです。
もう10年来のお付き合いになりますね。無くなった父も栗原さんと懇意にしていました。
10年前の第一印象は「優しそうな人」だったのですが、今では「頼もしい人」、「頼りがいのある人」に変わりました。
―そのイメージが変わるきっかけになったというお父様の相続について教えてください。
はい。07年に父が急逝しました。突然でしたから慌てました。
相続税の申告は済ませたのですが、09年に税務署から連絡が入ったんです。
「相続の件で、確認したい事がある」と。まさに寝耳に水でした。
何も知らない状態で税務調査に立ち会うなんて、
いきなりボクシングのリングに上げられてしまったという感じでしたね。
―なぜ栗原会計に相談しようと決めたのですか?
取引は初めてでしたが、長年の付き合いで信頼できる人だと感じていたからです。
そうじゃないと相談できないデリケートな問題でしたから。
実際に相談してみたら、
栗原さんが「ええ。力になりますよ。」と力強く言ってくれてほっとした事を覚えています。
―やり取りについて教えてください
栗原さんはまず、私たちの言い分を理解してくれました。
その上で、見解の相違で相続税の評価の金額が異なることを教えてくれました。
それを踏まえて、税務署や国税局に対して、どんなスタンスで向かうべきか話し合いました。
「徹底抗戦」か、時間がかかっても、互いの主張を地道にやり取りして納得のいくところを探っていくか。
とことん話し合った後に、栗原さんはこう言ってくれたんです。
「梅沢さん、地道だし、精神的にも大変かもしれないけど、正直路線でいきましょう。
それが今後絶対プラスになります。
梅沢家はそういう正直な人たちの集まりなんですから。」
栗原さんのアドバイスのおかげで突破口が開けました。方向性が定まった感じがしましたね。
税務署とはいろいろな局面がありました。
時に強い姿勢で臨んでくる税務署に対して、
体がガッチリしている栗原さんが凛とした態度で対応してくれました。
いつもはカジュアルな格好が定番の栗原さんが三揃えのスーツで臨んでくれたことが印象的でした。
また、気弱になりそうな局面でも大丈夫、大丈夫と励ましてくれました。
―結果はいかがでしたか?
ものすごくよかったです。
梅沢家のスタンスと一致しました。正しいことをやっていたら正しい結果がくるということを実感しました。
―もし、他の税理士だったら?
他の税理士だったら、その場は取り繕えたかもしれません。
でもその後、「自分たちはあの時正直で、誠実でいたのか?」と
自問自答を繰り返したかもしれない、と思っています。
栗原さんの誠実な態度はもちろん、
本当のことを分かってもらおうという姿勢が先方に伝わったのだと思います。
ハンサムでいつもニコニコしていて、頼りがいがあって、ボソッと面白いことを言う・・・。
そんな栗原さんの人柄があったから乗り切れました。
栗原さんの人間性のおかげです。本当にありがたかったです。
―今後の展望と栗原会計に期待することは?
今回の相続の件で、何かあった時に一緒に乗り切ってくれる存在が必要だと痛感しました。
栗原さんが私たちの悩みを全力で支えてくれたように、
私たちもお客さまの役に立てるよう全力を注ぎたいと思っています。
そのためにも、この梅沢モータースを生き残らせていく使命があります。
今後、お客さまの満足度を更に高めていきたいと思っています。
これからも栗原さんには、税務面をはじめ、いろいろな観点からのアドバイスを期待しています。
―梅沢社長、お忙しい中、ありがとうございました。